我が10年来の愛機・シェクターには不満と不安があります。
ネックに色々問題があること。
平らな指板に薄くて四角いネックというハイテク仕様なのにフレットが細かったり、
チューニングを完璧にしたと思ったらネックがジョイントで動いて全部狂ったり、
ちょくちょく問題点が浮かんできています。
それに、レスポールタイプでギターを覚えたし、
現在もカールトンが好きだし335が欲しい人なので、
未だに本当はミディアムスケールとかローズ指板の方が好きです。
じゃあなんで当時中学生の僕はこのギターを買ったかっていうと、
人のローズ指板のストラトを弾かせてもらったらすげーいい音がしたり、
ヴァンヘイレンとかをちょっと聴いていた頃だったりしたんですね笑。
そこに元々12万のギターが半額以下で売りたたかれていたという。
しかもメイプル指板にリアハムバッカーにロック式トレモロのストラト。
エディーのタッピングなんてちょっとやり始めたギター小僧からすれば
ここまで条件を満たしたギターは、田舎の楽器屋にはそうそうなかったのでしょう。
重くて角がとんがっててアームなんてないレスポールに比べて、
なんとも対照的だったこともあり、当時の僕はよっぽど気になったようです笑。
(ちなみにそのレスポールタイプはその後ネックが根本から折れました。合掌。)
以来10年に渡りこのギターを弾いてきましたが、
使い始めて2ヶ月以内にアームアップを出来ないように改造し、
以来、図画工作が大好きだった貧乏少年は、気まぐれな自分の趣味の変遷に合わせて
このよくできたオモチャを、がちゃがちゃいじり倒すわけです笑。
指板の角がとがっていたのを丸めたり、配線を変えたり、
2個あったエンドピンを一個にしたり、リアがダンカンからギブソンになったり、
ネットの怪しい情報を元に自力でバズフェイトン風の何かを導入してみたり、
もっと厚みのあるネックがいいといってネックの裏にコルクテープを貼られたり、
しまいにはノミが入ったりスイッチが増えたりピックガードを切られたりして、
そのアイデンティティをコンスタントに失いながら現在に至っています笑。
でもネックが動くのは正直論外だし、
指板ももっとRが強かったりローズ指板だったりの方が好きだし、
あとネック以外にもフロイドローズが10-52の弦に耐えきれなかったり、
そうでなくても演奏スタイルを考えるともう少し厚くて丸いネックがいいし、
もうロック式トレモロじゃなくてシンクロトレモロでもいいし
そもそもアーム使わないからフィクスドブリッジでいいかなとすら思います。
ネックオーダーするなり、交換できるネックを探すなりしようかなーなんて
一応思ったりするのですが、きっとしないでしょうね。
新しいギターを買って、きっとこいつはこのままにしておくでしょうね。
今までお疲れ様。
でももうちょっと頑張ってくれー。金が貯まるまで。(貯まりません)
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そうそう、なんでこんな日記を書いたんだろうと自問自答したら
「けいおん!」のキャラが使った左利き用62年型ジャズベサンバーストが売り切れたり
同じキャラが使ったAKGの8万くらいのヘッドホンが飛ぶように売れたりという
そんな記事を読んだせいなんじゃないかって思った。多分。
まぁ僕だってカールトンが好きで335が欲しいという側面もあるけれど…笑。
えいけむ - 2009/07/30 (木) 07:15 Edit
なに!?いい話に見えるだと!?
けいおんの話は自分の心を落ち着ける修行ということにして
いつか、買ったやつらを殴らなくていいようになりたいです。
きっかけはけいおんでも
そのうちこの日記のkobby君みたいに
弾き込んだり愛着を持ったりしてくれる奴がいるなら
少しは価値があるのかもしれないね。