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つつがなく改造しました

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結局思い立ったらやらずにいられませんでした。

今までもネックの端を丸めたり、トーン用コンデンサーを交換したり、
リアPUを先輩からもらったギブソン純正に換えたり、
リアPUにもトーンが効く様にしたりしましたが、
今回はほぼ全ての配線をやり直し、過去最大の改造になりました。

結果から言えば、思わぬ副作用もあって、改造は大成功でした。


ファイル 66-1.jpg

今回はザクリを入れたくなかった&手持ちのパーツで済ませたかったので、
1ボリューム2トーンを1ボリューム1トーンに変えて、
ひとつ空いたところにレスポール用のトグルスイッチを設置。
トグルスイッチが扱いにくいかと言われればそうでもないですが、
将来的にはザグッて右の角のほうへ移動させたほうがいいかも知れません。


前回の改造の時にトーンコンデンサーに使ったオレンジドロップが
なんとも面白みのないのっぺりとした効き方で気に入らなかったので、
以前エフェクターに使ったビタミンQのコピーモデルを抜き出してきました。
トーンを絞るとギブソン寄りの甘いトーンになってくれます。
元からついていた5WAYのレバースイッチでフロントとセンター、
あとフロント+センターのハーフトーンと直列ハムバッカーを切り替えて
そこで選択した音とリアをトグルスイッチで切り替え・ミックスすることで
想定していた音色が全部出せるようにしました。副作用といいますか
回路の都合から、当初想定していなかった音もいくつか出るようになり、
都合ミュートを含めたら10通りの音色を選択できるようになりました。

①ミュート(無音)
②フロントシングルコイル
③フロント+センター ハーフトーン
④フロント+センター 直列ハムバッカー
⑤センターシングルコイル
⑥リアハムバッカー
⑦フロント+リア
⑧フロント+センター+リア
⑨センター+リア
⑩フロント・センター直列ハムバッカー+リア

主に⑩の音が欲しくてした改造で、①⑦⑧⑨は副作用で出来た音ですが、
結構どの音も使えます。ミュートとリアをトグルスイッチで切り替えれば
1ボリュームのくせにマシンガン奏法が出来ますし。


しかし今後への課題もあり、たとえば2ボリュームにして
フロントとリアのバランスを変えられるようにしたいとか、
トグルスイッチをヌーノモデルとかと同じ位置にしたいとかです。
まぁそれでもここから大きく変えることはしばらく無いかと思います。
大満足。

↓フロント・センター直列ハムバッカーとリアのミックスで録ってみました
改造シェクター フロント・センター直列ハムバッカーとリアのミックス

参考までに、今回改造したギターをVOXのAC15CC1に直結して指で演奏。
ギターのトーンをほんの少し絞った以外は特別なことはしていません。

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