なーんと。宮崎にありましたよ。廃盤になっていた安彦良和大先生の画集×2。
これだから僕は古本屋大好きです。
左の二冊が今回入手分です。
アリオンのコミック・映画の前後だったのでしょう、表紙がともにアリオンです。
内容もアリオンからの絵が多めで、インタビューや挿絵つきコラムに自分史、
あと富野監督をはじめ、安彦先生ゆかりの方々の寄稿や対談など、
安彦ファン(=僕)にはたまらない内容でした笑。
状態の割に値段高かったですが、そんなことはお構い無し、
気付けば二冊を脇にはさんでレジに並んでいました。
「型取りはじめてセット」を買うつもりでとっていた小遣いをはたいちゃったので
MGガンダム2.0とかシアノンDWとか模型関係の気になるもの達の導入は延期です笑。
まぁ、安彦さんの絵は僕が近年一番影響を受けているものの一つですし、
こればっかりは誰もついて来れなかろうと、我が道進ませて頂きます。
にしても凄い。
相変わらずの色気のある線。
富野監督はじめ多くの人が安彦タッチについて語っているのを見ても、
やはり現場の人間や同じ絵のプロから見てもこの人のタッチは特別なのだと
素人ながらに認識を新たにする点が多々ありました。
この線がどうやら初期横山光輝先生から来ているらしいぞということが、
今回手にいれた二冊を読んで分かってきました。
前から言われていたことではありますが、今回手にいれた初期の画集では
それをかなり明確に感じ取れました。
横山先生の線を真似したりした少年時代の蓄積があって、
あの線、あの画風が作られていったのだなぁと、感慨深く思うのでした。
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平家の郷に久々いってきました。
宮崎に戻ってからは初かも。うっへーい
rihito
- 2008/09/09 (火) 07:54 Edit
>この線がどうやら初期横山光輝先生から来ているらしいぞということが、
今回手にいれた二冊を読んで分かってきました。
というのが、面白いなーと思いました。
自分も横山先生の三国志はよく読んだものですw
いや、しかし、絵の方もなかなか研究されているようで(笑。
余談ですが、絵師やっている知り合いも研究用に画集を100冊以上は持っているというので、矢張り自分が描きたいものと似たものを描いている偉大な人の作品を研究するのがまずは良いやり方なのかも知れない、とkobbyさんの当記事を見て思ったのでありました。