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改造のための改造

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ストラトって、練りに練られた曲線主体のデザインといい、
殆どのパーツが一枚の大きなピックガードに設置された、作りやすく弄りやすい構造といい、
エレキギター史上最もステキスト(ステキの最上級)なデザインのひとつという事実に
私は全く異論はございません。

しかし、改造野郎にとって、不満なことがあるとすれば、
レスポールやテレキャスと違って、弦を外さないと改造出来ないこと。
改造・メンテの度にめんどくせーと思いながら弦を外すのもそろそろ飽きた!

あと、PUセレクターの操作が勢い余ってしまったり、
意図せず手に当たって変わってしまったりすることでしょうかね。
まぁ、これは別に、気をつければなんとかなるんですが。

まあ、主に前者の理由で、マイシェクターは再び大改造されることに。
ピックガードを、ピックアップを載せる部分と、コントロール系の部分の
2つにぶった切ります。ジャズベと同じ要領ですね。
コントロール系の載った部分だけ外せば、弦を外さずメンテ・改造出来ます。
ついでにレバースイッチも、弦に対して水平気味にすれば、
セレクターの位置も確認しやすく、誤操作も減るかなーと思いまして。

ただ、そこは練りに練られたデザインを誇るストラトキャスター、
この完成されたデザインのピックガードを一本の線で切るとなると、かなり難しいです。
直線でカットすると明らかに浮きますし…曲線でカットするにしても、
どういった曲線がいいのか、僕程度のセンスではなんとも…。


と思ったら。いた。
ストラトのピックガードを切ってる人。しかもスマートな曲線で。


フェンダー設立時からのメンバーとして、
G&Lの「G」として(Lは勿論レオ・フェンダー)有名なジョージ・フラートンさんの
個人的な?ストラトだそうです


ファイル 226-1.jpg


さすがストラトを完成させた男というべきか…
なんすかこの鮮やかな模範解答は。

本来は、コントロール系に間違って手が当たってしまわないように、
ボディーの端のほうに移動させるためのデザインのようですが、
これ採用。というかパク…ゲフンゲフン、もとい、リスペクトさせていただきます。
穴の位置は、レバースイッチだけ真似して、あとは空いたスペースにトグルスイッチを設置します。


まぁ文章で言っても分かりにくいでしょうから…

エッチングソーなどでカットして…(プラモやっててよかった)
ファイル 226-2.jpg


シアノン+アルテコ粉で穴埋めて…(プラモやっててよかった)
ファイル 226-3.jpg


タミヤの紙ヤスリ240番でツライチにして…(プラモやっててry)(しつこい)
ファイル 226-4.jpg

穴を開けなおしたら出来上がり。試しにノブ等もつけてみました。
木目は、車用のステッカーみたいなやつです。
ファイル 226-5.jpg


ね?簡単でしょう?
なんだか本来の目的より、見てくれ的変化が大きいですね笑。

…完成はまた今度。
実はスイッチの位置が変わったし、そこにキャビティ開いてないし…
今まで、改造は出来るだけボディの加工を伴わない範囲にとどめようと
自分に言い聞かせてブレーキをかけていた部分なんですが、
ここまで進めてしまうと後には引けないかも。

次回、きっとノミが登場します。
サイレントボックスは完全に後回し。

コメント一覧

エイケム - 2009/03/20 (金) 04:41 Edit

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どこを切ったのか分からないと思ったら
ステッカーに惑わされていた!
知らない人が見ても全然違和感がないってことさ。

kobby - 2009/03/20 (金) 07:56 Edit

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パッと見違和感ない所まで持っていくために
プラモの技術がいっぱい役に立ちやがったんだね!
音には全く影響ございませんが。

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