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ストラトって、練りに練られた曲線主体のデザインといい、 
殆どのパーツが一枚の大きなピックガードに設置された、作りやすく弄りやすい構造といい、 
エレキギター史上最もステキスト(ステキの最上級)なデザインのひとつという事実に 
私は全く異論はございません。 
しかし、改造野郎にとって、不満なことがあるとすれば、 
レスポールやテレキャスと違って、弦を外さないと改造出来ないこと。 
改造・メンテの度にめんどくせーと思いながら弦を外すのもそろそろ飽きた! 
あと、PUセレクターの操作が勢い余ってしまったり、 
意図せず手に当たって変わってしまったりすることでしょうかね。 
まぁ、これは別に、気をつければなんとかなるんですが。 
まあ、主に前者の理由で、マイシェクターは再び大改造されることに。 
ピックガードを、ピックアップを載せる部分と、コントロール系の部分の 
2つにぶった切ります。ジャズベと同じ要領ですね。 
コントロール系の載った部分だけ外せば、弦を外さずメンテ・改造出来ます。 
ついでにレバースイッチも、弦に対して水平気味にすれば、 
セレクターの位置も確認しやすく、誤操作も減るかなーと思いまして。 
ただ、そこは練りに練られたデザインを誇るストラトキャスター、 
この完成されたデザインのピックガードを一本の線で切るとなると、かなり難しいです。 
直線でカットすると明らかに浮きますし…曲線でカットするにしても、 
どういった曲線がいいのか、僕程度のセンスではなんとも…。 
と思ったら。いた。 
ストラトのピックガードを切ってる人。しかもスマートな曲線で。 
フェンダー設立時からのメンバーとして、 
G&Lの「G」として(Lは勿論レオ・フェンダー)有名なジョージ・フラートンさんの 
個人的な?ストラトだそうです 
 
さすがストラトを完成させた男というべきか… 
なんすかこの鮮やかな模範解答は。 
本来は、コントロール系に間違って手が当たってしまわないように、 
ボディーの端のほうに移動させるためのデザインのようですが、 
これ採用。というかパク…ゲフンゲフン、もとい、リスペクトさせていただきます。 
穴の位置は、レバースイッチだけ真似して、あとは空いたスペースにトグルスイッチを設置します。 
まぁ文章で言っても分かりにくいでしょうから… 
タミヤの紙ヤスリ240番でツライチにして…(プラモやっててry)(しつこい) ![]()
穴を開けなおしたら出来上がり。試しにノブ等もつけてみました。 
木目は、車用のステッカーみたいなやつです。 ![]()
 
ね?簡単でしょう? 
なんだか本来の目的より、見てくれ的変化が大きいですね笑。 
…完成はまた今度。 
実はスイッチの位置が変わったし、そこにキャビティ開いてないし… 
今まで、改造は出来るだけボディの加工を伴わない範囲にとどめようと 
自分に言い聞かせてブレーキをかけていた部分なんですが、 
ここまで進めてしまうと後には引けないかも。 
次回、きっとノミが登場します。 
サイレントボックスは完全に後回し。
エイケム - 2009/03/20 (金) 04:41 Edit
どこを切ったのか分からないと思ったら
ステッカーに惑わされていた!
知らない人が見ても全然違和感がないってことさ。