「萌え」などをもてはやす近頃の風潮の真逆を行く
ランバ・ラル大尉殿とドズル･ザビ中将殿のフィギュアが出るようです。
↓
「エクセレントモデル RAHDXG.A.NEO ランバ・ラル＆ドズル・ザビ」
…うーん。二人とも大好きなキャラではあるんですが、
なんか違うことないかい？ふんぞり返ってるし。筋肉がモリモリしてるし。
「男らしい ＝ かっこいい、筋肉隆々」というのは、
キャラクターに対する考察がなされないまま造形されたというか、
なんとなくいつものように彫りましたという印象を受けてしまいますねー。
どっちかというとラル大尉もドズル中将も、男根主義的な男らしさではなく、
政治と一線を画し、家族や部下を思いやり、任務を遂行する軍人という面が強く、
その人間臭さや包容力が最大の魅力のように思います。
だから大尉も中将も、こんなにニラミをきかせてふんぞり返ってる姿は
とても考えられず、造形は凄いけれどこれはどうかなと思います。
まぁ腕がえらいゴツゴツしてるのは、安彦デザインのパッツンパッツン服が
原型師をいじめたせいだとも考えられるんですけどね…笑。