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改造の虫がわいてきました(追記有)

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「旦那様がどれだけセミアコが欲しいかはよく分かりました」
「んむ」
「ミディアムスケールの厚めのネックを必要としている事も分かりました」
「ほう、では買ってくれるのだな?」
「残念ながら当家にはそのような財力はございません」
「…」
「…」
「…改造か」
「…またですか」
「…初めて買ったエピフォンのレスポールは?」
「まだ当時ボルトオンだったネックが根元で折れて再起不能です」
「…」
「…」
「…コリーナV、しかないか」
「あの死ぬほど恥ずかしいギターをお使いになるのですか」
「…」
「当時のコリア製エピフォンは現在のものほど丁寧ではありませんよ」
「ああ、どうやったらルーターであれだけ荒い仕事が出来るんだろうな」
「ネック接着時にはみ出た接着剤でキャビティが埋まっていましたね」
「購入時点でフレットがビビっていたな」
「ネックも超極太、しかもクラシックギター並に平らで幅広」
「ボリューム絞っても音が出ていたし」
「フロントPUはトーンを絞らなくても超モコモコでしたね」
「…」
「…」
「…治せる、のか?」
「…ネックと接着剤以外は…何とかなるのでは…」


もしかしたらエピフォンのコリーナVを修理するかもしれません。
今のフォト●ェニックなんかよりよっぽど酷い超オンボロギターです。
GLAYのHISASHI兄さんに憧れて、注文して試奏もせずに買っちゃった、
私の楽器購入史において燦然と輝く大失敗です。
超太いネック、不思議とコモる電気系統、ビビるフレットを逆手に取って、
弦高を上げてスライドギターに使っていたこともありました。

修理箇所
・フレットすり合わせ・フレット末端の処理
・ピックアップを手元にあるギブソン490とダンカン59に交換
・ボリュームポット類をちゃんと音がゼロになるものに交換
・トーンコンデンサーをまともなものに、キャビティもシールディング
・若き日の恥ずかしいチューンアップの類いをなんとかする
・壊れている2弦のペグもなんとかしたい

…とりあえず明日は留守、明後日は用事です。
それが終ってから考えます。

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ギターを燻煙処理…ほほー。
tmpギターというものを一度弾いてみたいですね。
話を見たり聴いたりしただけでは、やっぱり怪しいと思ってしまいますし。
ギターにはオカルトがいっぱいありますからね…。
最終的には演奏も音色の一部、というのは間違いないと思いますが。

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1/31追記

Vは直しても弾かない気がしてきた。
あれはおとなしくスライド専用ギターにして、
修理するなら以前PUを断線してしまったベースを優先しようかな…。

それよりも金貯めて335とジャズベを買う、か?
貧乏ギター小僧の妄想ループですねぇ。