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機材に金かけない

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15日だ!
チョコが安いぜ!


今日はとってもビンボくさい話。

続き

rihitoさんがPOD X3買ったそうで。おめでとうございます。
僕はひとつ前のPODxtを使い始めて6年になるけれど、未だに使いこなせてないよ…
と今日思い知ったので、その様子をつらつら。

〔その前にまず以下の話を理解するために必要な薀蓄を〕
ラリーカールトンやロベンフォード、SRVに憧れたことがある人なら
一度は耳にしたことがあるでしょうか、「Amp Wizard」の異名をとる
ハワード・ダンブルが、自分の認めたミュージシャンにのみ作るという
幻のアンプ「OverDriveSpecial」。
このアンプ特有の、ファズがかった歪みからシルキーなクリーンまで、
プレイヤーのピッキングニュアンスで万華鏡のように変化する音色は
ブルース/ジャズブルース系ギターを志す多くのギタリストの憧れであり、
Two-Rock、fuchsといったダンブル系アンプメーカーのようなフォロワーや
menatone HOWIE、Hermida Zendrive、アンプに続きFuchs PLUSH Driveといった、 ダンブルを再現しようとしたエフェクターを生みました。
あとこれは正確にはダンブル系を狙ったわけではありませんが、Landgraff D.O.D.(10万円する歪みペダル)も、クリッパーダイオードを使わずに コンプ感の少ない音色が得られるモードがダンブルライクだと話題に上がることがあります。
〔薀蓄終わり〕


こんなに色んな人が挑戦しているダンブルの音を、PODごときで出せるのか?
長年使って、音色には正直、限界を感じていないわけではないので…。
一応そのものズバリをモデリングした「Line6 Boutique」もあるんですが、
2世代前にモデリングされたままらしく、ダイナミクスに対する反応が鈍いです。
うーん。やはりceriatoneの例のブツを注文するべきなのか?
それともダンブル系ペダルに手を出すか?

Zendriveとかロベン本人も使うらしいし…。



Zendrive?

なんかそんな名前のモデリングが入っていたよーな…
と思って「アンプつまみ」をガラガラガラ…とまわしてみる
(これってPODユーザーは当たり前にやるけれど、すげー贅沢ですよね)


あった…Zen Master!


鳴らしてみました。とりあえず全部12時で。
キャビネットはAC30。マイクは57オンマイク。もちろんPODの中の設定です。

弾きます。キュイぃ~ん。

ポペポペポペ…

レロレロレロ…

うぇあえーばーいっふぃーるずぐぅうぅ~っ れっつめーいくらーぶ



…キッチンフロア?

(30分経過)


…これでいいんじゃね?(額の汗をぬぐいながら)
Line6 Boutiqueより明らかにダイナミクスへの反応がよく、
強く弾いたときの鋭さ、軽く弾いたときの色気とか、気に入ってしまいました。
メイン音色変更。かくしてエフェクターもアンプも妄想で終了。

こんなことばっかりです。PODって。
使いこなすなんて無理。毎回発見ばっかり。
耳が肥えて、今と音色の趣向が変わっても、
大概の場合、こいつのパラメータを工夫すればカバーできてしまいます。


僕は毎度機材買おうかなと思っても買えなかったり買わなかったりで、
ギブソン系ギターが欲しいけど金ないからストラトで2ハムの音が出るようにしたり
PUを交換したい所を、PUの高さ調節だけで音色を変えてなんとかしたり。
金使わない方にしてきた結果、色んな技術が身につきました笑。

金がかからないのはいいことなんですが、先日のサイレントボックスのように
計画倒れ・無期延期・永遠に欲しいものリストってことも多かったり。



何はともあれrihitoさんおめでとうございます。
POD X3はアンプ2台同時とか出来るんで、僕のやつよりよっぽど凄いです。
マイクも入力出来れば、ベース用のプログラムも豊富だし。羨ましい!
是非使いこなして、いいモノ聴かせて下さい!




Zenと名前がつくものが2つもあって、
つい偉大な大先輩を思い出したkobbyでした。

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2014/06/17 (火) 07:31 受信