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バズ・フェイトンもどきを自分でインストールしてみた

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どうもー。ちょっと開いてしまいましたね。
猫が死んだのがショックだったのは否定しませんが、
それが原因で日記が止まったってより、ネタがなかったので…笑。


はい。また病気が出ました。ギター改造病です。
タイトルはインストールといってもソフトじゃないですよー


ギターのチューニングの常識を変えたと言われる、
バズフェイトンチューニングシステムを完全自己流で導入してみました。
バズフェイトン~は特許で細かい調整は秘密なんで、
僕のは「エセ」です。どこそこで拾った知識をもとに
それっぽいことをやってみました。

要はナットの高さで音がシャープするのを、ナットを前に持ってくることで
改善するという理屈なので、ナットがネジで止めてあるフロイドローズなら
ちょっと前にナット持ってきてまたネジ締めりゃいいんじゃね?ってことで
俺が人柱になってみます。


ファイル 97-1.jpg

まずナットから約2mmのところにマークをつけます。
僕はダイモテープという、最近は専らプラモのガイドによく使われる
分厚いプラスチック製のテープを使いました。

このテープの位置まで小型ノコギリ、デザインナイフ、ヤスリなどを駆使して
キレイに彫っていきます。


ファイル 97-2.jpg

はい。削りました。
ホビー用の小型ノコギリで切り飛ばした破片と一緒に。


ファイル 97-3.jpg

ネジが刺さっていた穴を埋めます。僕の場合は竹串がドンピシャだったので
穴に木工用ボンドをたっぷり入れたら、その穴に竹串を刺して余分を切って
硬化したらヤスリ等でツライチにします。


ファイル 97-4.jpg

あとはナットを木ネジで止めればナットの加工は完了~
削りとった分(約2mm)だけナットがブリッジに寄りました。


この後はしばらくオクターブ調整を延々…
ロック式トレモロのオクターブピッチの調整はめんどくさいのです。
本当はここはわざとずらして調整するのが正解なんですが、
シフト値が分からないので、とりあえず今まで通り。

てかバズフェイトン対応のDT-7生産完了してるし…どっか置いてないかなー
とか思ってるうちにオクターブチューニング完了。弾いてみようじゃないの


(試奏中…)


ローポジションの和音は相当きれいになって、ピアノみたいです。
ハイポジションのほうは、やっぱりオクターブ調整の適当さが出て
特定の和音の押さえ方が濁ってしまいますが、それでもかなり改善されました。
20フレット周辺で押さえたコードと開放弦のベースでもキレイに響いたのが
ちょっと感激。これは専用チューナー探さないとなー。


結果としてはまぁまぁ成功気味です。あとは調整すればもっとよくなりそう。
音色も若干明るく…というより、ピアノ的な響き方になりました。
音源はまた今度。細かい調整を詰めてから。

コメント一覧

rihito URL - 2008/07/09 (水) 07:19 Edit

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なんと……素晴らしいくらいに改造なされてますねΣ(゚д゚lll)
ナットを前に持ってくる(ボディよりに持ってくる?)ということは、使用する弦を短くする改造なのでしょうか?

是非是非、ピアノっぽくなった改造ギターの音を聴いてみたいです><

kobby - 2008/07/09 (水) 08:09 Edit

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おひさしぶりですー
改造やりまくってますね。失敗もたくさんしましたが笑。

ナットを前に持ってくるのは、ローポジションの音程の補正のためです
ローポジションはナットの高さ分、弦が引っ張られてシャープするので
その分ナットの位置を前に持ってくることで改善しようということです。
弦の長さが短くなるのは結果的なことです。

本当はバズチューニングはブリッジも調整するんですが、
僕のは道具がないんでかなり適当です。
本当はずれていたほうが綺麗に響く音などを計算に入れて
誤差をうまく分散させるチューニングなんですけどね。