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<自作サイレントボックス>序章~1×12キャビ製作

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計画倒れと思われていたサイレントボックス計画が復活だぁーッ

とりあえず現在の計画としては

・長椅子として使える高さに抑えたい
・中のキャビネットは可搬性を残したい
・できるだけ安く済ませたい

と、我侭放題な要求なので、とりあえず大きさ・価格を抑えるため
本当はMDF(繊維を固めて作った木材)とかが遮音性もよいのでしょうが
一枚3000円とかなので、そこは安いコンパネに置き換え、
二重の箱にしようと思っていたものをとりあえず一枚で作り、足りない分は
中を石膏ボード(=安い、1800×900で300円)で補強する形にします。
んで、キャビの可搬性を考え、ミニアンプを改造してキャビにすることに。
んでは製作開始ッ


まずは中に入れるキャビ作り。ここはとにかく小さくしたい所。
生贄となるキャビネットは、中学時代からの付き合いとなる
PeavyのRAGE158というミニアンプ。15W、8インチスピーカー1発のシロモノ。
これの臓物を摘出し、箱を活かして、VOXの12インチ1発を移植、
1×12のキャビにします。さらば我が青春!(もとに戻せるように組むけど)

ファイル 221-1.jpg
臓物全摘の図。切開箇所は角材およびコンパネを移植して縫合します。

ファイル 221-2.jpg
12インチスピーカーを仮置き。さて今回の大問題はこのスピーカーのための
直径280mmの大穴をどうやってコンパネに開けるか…。
ルーターとかでぎゅいーんとやったら楽なのかな?持ってないけれど。

ファイル 221-3.jpg
アメリカ人の木工は道具・機械を揃えることから始まると聞きますが、
僕はお金も無いですし、力技でやります。
ドリルでズボズボと蜂の巣をこしらえ、これを繋いで大穴を開けます。
ちなみにかなり真ん中でやっているのはチップするから。
外にいくつか開けた穴の裏は、既に盛大にチップしてしまっています泣。

ファイル 221-4.jpg
それをノコギリでつなぎ、ノコギリで広げます。
ノコギリは直線しか切れませんから、当然このようにギザギザになります。
このギザギザをさらにギザギザに切り飛ばし、それをさらに…とやって
いつか円に近くなっていくだろうという作戦。
かなりボンビーでデンジャラス、すなわちボンビラスな作業に
目がくらくらしてきます。全方向切れる糸鋸を買えばよかった…

ファイル 221-5.jpg
それでも何とか大穴を開けきり、キャビネットはほぼ完成。
まだネジ止めしてはいませんが、とりあえずひと山越えました。ふう。
<つづく>

そらみたことか

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ん?

サイレントボックス?なにそれおいしいの?

普通に樋口さんじゃ力不足でした。
箱部分はうまくやれば安くで上がりそうなのに(数千円)、
主に金属部分で予算オーバーしそうです。パチン錠とか。
しかも一緒に買う予定だったケーブル関係が1万近く行きそう…。
よって計画頓挫。ホーリーファッキンシット。

かさばりがちなサイレントボックスを普段は長椅子として使えるようにすることで
お江戸の住宅事情でも使えるようにする、という所まで考えていたんですがね
まぁ12インチの丸穴を開ける方法に悩んでいたのも事実なので
とりあえず一旦諦めて、モニター環境の改善に力を入れようと思います。

サイレントボックス大作戦(専門用語解説入り)

ファイル 212-1.jpg

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久々に機材自作(の妄想)記事ですよっ!


僕の所有するVOXのAC15CC1(真空管ギターアンプ)、
15Wのくせに実質50W近い音圧を叩き出します。
ただ、EL84(パワー部の真空管)がヒーヒー言っている時の音は
タマランものがあるので、 これを普段の録音や練習から使いたい…
アッテネーター(音圧を落とす抵抗)はつまらん…
そしたら、密閉した箱の中にスピーカー部だけを入れて鳴らすしかない!

ってことで、サイレントボックス作ろうかなーとか思っています。
サイレントボックスとは、箱の奥にスピーカーを、手前にマイクスタンドを設置して、
スピーカー入力とマイク出力端子以外を完全に密閉してしまったもののことです。
こうすることで、マイク録りの迫力、真空管を大音量にした時の音色を録音しつつ
周囲への騒音は近所迷惑にならない程度の音量まで押さえ込もうというわけです。
一番心配していたグースネック(自在に曲がるマイクスタンド)とその土台が、
某音屋で1600円!安い…。

あと必要なものといったら…
箱とスピーカーケーブルとマイクケーブルとキャノン・フォンジャック1個ずつ、
あとは適度に遮音する何か、フタに圧力をかけて密閉する構造くらい?
スピーカーはVOXから流用(アルニコブルーじゃないのが残念)できるし、
今回はできる限り予算をケチる方向。一緒にケーブルも自作する予定ですので。

これは簡単に作れるんじゃないか…と、いうことで、しばらく妄想してみます。
うまくいけば樋口一葉一枚いらない…はず。
勿論いつものように計画自体立消えになるかも知れません笑。
まぁでも、作ったらきっと一生使えるんじゃないかと思うし、今のところ乗り気です。

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