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サイレントボックス大作戦(専門用語解説入り)

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久々に機材自作(の妄想)記事ですよっ!


僕の所有するVOXのAC15CC1(真空管ギターアンプ)、
15Wのくせに実質50W近い音圧を叩き出します。
ただ、EL84(パワー部の真空管)がヒーヒー言っている時の音は
タマランものがあるので、 これを普段の録音や練習から使いたい…
アッテネーター(音圧を落とす抵抗)はつまらん…
そしたら、密閉した箱の中にスピーカー部だけを入れて鳴らすしかない!

ってことで、サイレントボックス作ろうかなーとか思っています。
サイレントボックスとは、箱の奥にスピーカーを、手前にマイクスタンドを設置して、
スピーカー入力とマイク出力端子以外を完全に密閉してしまったもののことです。
こうすることで、マイク録りの迫力、真空管を大音量にした時の音色を録音しつつ
周囲への騒音は近所迷惑にならない程度の音量まで押さえ込もうというわけです。
一番心配していたグースネック(自在に曲がるマイクスタンド)とその土台が、
某音屋で1600円!安い…。

あと必要なものといったら…
箱とスピーカーケーブルとマイクケーブルとキャノン・フォンジャック1個ずつ、
あとは適度に遮音する何か、フタに圧力をかけて密閉する構造くらい?
スピーカーはVOXから流用(アルニコブルーじゃないのが残念)できるし、
今回はできる限り予算をケチる方向。一緒にケーブルも自作する予定ですので。

これは簡単に作れるんじゃないか…と、いうことで、しばらく妄想してみます。
うまくいけば樋口一葉一枚いらない…はず。
勿論いつものように計画自体立消えになるかも知れません笑。
まぁでも、作ったらきっと一生使えるんじゃないかと思うし、今のところ乗り気です。

改造の虫がわいてきました(追記有)

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「旦那様がどれだけセミアコが欲しいかはよく分かりました」
「んむ」
「ミディアムスケールの厚めのネックを必要としている事も分かりました」
「ほう、では買ってくれるのだな?」
「残念ながら当家にはそのような財力はございません」
「…」
「…」
「…改造か」
「…またですか」
「…初めて買ったエピフォンのレスポールは?」
「まだ当時ボルトオンだったネックが根元で折れて再起不能です」
「…」
「…」
「…コリーナV、しかないか」
「あの死ぬほど恥ずかしいギターをお使いになるのですか」
「…」
「当時のコリア製エピフォンは現在のものほど丁寧ではありませんよ」
「ああ、どうやったらルーターであれだけ荒い仕事が出来るんだろうな」
「ネック接着時にはみ出た接着剤でキャビティが埋まっていましたね」
「購入時点でフレットがビビっていたな」
「ネックも超極太、しかもクラシックギター並に平らで幅広」
「ボリューム絞っても音が出ていたし」
「フロントPUはトーンを絞らなくても超モコモコでしたね」
「…」
「…」
「…治せる、のか?」
「…ネックと接着剤以外は…何とかなるのでは…」


もしかしたらエピフォンのコリーナVを修理するかもしれません。
今のフォト●ェニックなんかよりよっぽど酷い超オンボロギターです。
GLAYのHISASHI兄さんに憧れて、注文して試奏もせずに買っちゃった、
私の楽器購入史において燦然と輝く大失敗です。
超太いネック、不思議とコモる電気系統、ビビるフレットを逆手に取って、
弦高を上げてスライドギターに使っていたこともありました。

修理箇所
・フレットすり合わせ・フレット末端の処理
・ピックアップを手元にあるギブソン490とダンカン59に交換
・ボリュームポット類をちゃんと音がゼロになるものに交換
・トーンコンデンサーをまともなものに、キャビティもシールディング
・若き日の恥ずかしいチューンアップの類いをなんとかする
・壊れている2弦のペグもなんとかしたい

…とりあえず明日は留守、明後日は用事です。
それが終ってから考えます。

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ギターを燻煙処理…ほほー。
tmpギターというものを一度弾いてみたいですね。
話を見たり聴いたりしただけでは、やっぱり怪しいと思ってしまいますし。
ギターにはオカルトがいっぱいありますからね…。
最終的には演奏も音色の一部、というのは間違いないと思いますが。

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1/31追記

Vは直しても弾かない気がしてきた。
あれはおとなしくスライド専用ギターにして、
修理するなら以前PUを断線してしまったベースを優先しようかな…。

それよりも金貯めて335とジャズベを買う、か?
貧乏ギター小僧の妄想ループですねぇ。

納期

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諸事情あって4日で曲完成させないといけないかも。

しばらく引きこもるわ。ファッキュー!


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ジャズベブームな私が、自分とこのヤマハの出音の不甲斐なさに
改造をはじめましたとさ。


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配線全外しの図。もちろん配線のメモはとったぜ!


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PUのワイヤーも全外しの図。ビジュアル系の髪の毛みたいに細いぜ!


-終了-



PUのワイヤー切っちゃった悲しみにまかせてやっちゃった。
強力すぎる半田ごてのばかやろー!

ピックアップ買う余裕が出来たら復活させることにします。
それまでベースなき子。

バズ・フェイトンもどきを自分でインストールしてみた

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どうもー。ちょっと開いてしまいましたね。
猫が死んだのがショックだったのは否定しませんが、
それが原因で日記が止まったってより、ネタがなかったので…笑。


はい。また病気が出ました。ギター改造病です。
タイトルはインストールといってもソフトじゃないですよー


ギターのチューニングの常識を変えたと言われる、
バズフェイトンチューニングシステムを完全自己流で導入してみました。
バズフェイトン~は特許で細かい調整は秘密なんで、
僕のは「エセ」です。どこそこで拾った知識をもとに
それっぽいことをやってみました。

要はナットの高さで音がシャープするのを、ナットを前に持ってくることで
改善するという理屈なので、ナットがネジで止めてあるフロイドローズなら
ちょっと前にナット持ってきてまたネジ締めりゃいいんじゃね?ってことで
俺が人柱になってみます。


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まずナットから約2mmのところにマークをつけます。
僕はダイモテープという、最近は専らプラモのガイドによく使われる
分厚いプラスチック製のテープを使いました。

このテープの位置まで小型ノコギリ、デザインナイフ、ヤスリなどを駆使して
キレイに彫っていきます。


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はい。削りました。
ホビー用の小型ノコギリで切り飛ばした破片と一緒に。


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ネジが刺さっていた穴を埋めます。僕の場合は竹串がドンピシャだったので
穴に木工用ボンドをたっぷり入れたら、その穴に竹串を刺して余分を切って
硬化したらヤスリ等でツライチにします。


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あとはナットを木ネジで止めればナットの加工は完了~
削りとった分(約2mm)だけナットがブリッジに寄りました。


この後はしばらくオクターブ調整を延々…
ロック式トレモロのオクターブピッチの調整はめんどくさいのです。
本当はここはわざとずらして調整するのが正解なんですが、
シフト値が分からないので、とりあえず今まで通り。

てかバズフェイトン対応のDT-7生産完了してるし…どっか置いてないかなー
とか思ってるうちにオクターブチューニング完了。弾いてみようじゃないの


(試奏中…)


ローポジションの和音は相当きれいになって、ピアノみたいです。
ハイポジションのほうは、やっぱりオクターブ調整の適当さが出て
特定の和音の押さえ方が濁ってしまいますが、それでもかなり改善されました。
20フレット周辺で押さえたコードと開放弦のベースでもキレイに響いたのが
ちょっと感激。これは専用チューナー探さないとなー。


結果としてはまぁまぁ成功気味です。あとは調整すればもっとよくなりそう。
音色も若干明るく…というより、ピアノ的な響き方になりました。
音源はまた今度。細かい調整を詰めてから。

改造のあとさき

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ちょっと前にギターの配線を直しましたが、2ハムのミックス音が
まだパキンパキンとシングルコイル風のクセが残っていました。
フロント+リアの直列ハムバッカーの音がハムバッカーしきれていなかったのが
どうやら原因だったようで、ここはピックアップの高さをいじって
理想の2ハムミックス音を探ってみることにしました。


ピックアップの高さ調整を研究するのは大好きです。
ネジ半回しで音が劇的に変わったりして、PU交換欲を見事に削いでくれます。
貧乏ギタリストの知恵ですね笑。個人的には低めの方が音が好きです。


ドライバー片手に弾きながら調整していくこと20分くらい。
うお…甘くて太くてザックリ…そこはかとなくラリーやロベンの音な気が…
あくまで気が…するだけ笑。

これでシングルコイルの音がだいぶ小さくなっちゃいましたが、
リアハムと混ぜればいい具合だし、どうせハムバッカーメインで使うし…
って、なんで僕はストラト使ってるのか分からなくなってきました笑。


嬉しくって録音してみました。ベースも弾いてみました。
ただ、ギターの音の太さをいかすようにミックスしようと思ったら、
ベースの音が「ぼよーん ぼよーん」…orz

ジャズベほしーっ


でもとりあえずひとまわしだけ完成させました…ぜひ聴いてみてくださいな
いつの間にかナチュラルにモタってしまう人になっちゃっていたので、
なんとかリズムに乗っかっていこうと必死でした笑。
↓俺のギターを聴けーッ

Hisa Bisa Blues